歴史
遥か昔
神が『マギアロア』を作り、そこに住まう『人間』『動物』『妖精』『魔族』を作る。
『紀元前』105年
魔族から強大な存在である『魔王』が生まれ、世界を支配する。
『紀元前』101年
魔王に対抗するため『妖精の女王』が『妖精』と『人間』の協力関係を築く。
その後『魔王』に反抗が開始され、『人魔決戦』と呼ばれる争いが勃発する。
『紀元前』1年
『妖精の女王』が魔族を地底へ封印するも命を落とし、100年に渡る『人魔決戦』が終結する。
長きに渡る人魔決戦によって発生した膨大すぎる魔力により、
『マギアロア』は妖精しか住めない場所になる。
新天暦1年
妖精共和国では『創生者』、神天皇国では『創生皇』と呼ばれる者が『新天地』を作り出す。
以降『妖精』の大多数を含む生物は『新天地』へと移住する。
新天暦5年
『創生皇』の子を名乗る『建国皇』が『皇帝』を名乗り『人間』の暫定的なリーダーとなる。
新天暦10年
妖精達の『選挙』により新たな『妖精の女王』が現れ、
選挙により選ばれた『女王』が『人間』と『妖精』を纏めることを宣言。
しかし『建国皇』を慕う人々がそれに反発し、彼を『皇帝』とする『神天皇国』を建国する。
以降世界は『妖精の女王』をリーダーとする『妖精共和国』、
『皇帝』をリーダーとする『神天帝国』に二分される。
新天暦1000年
『緑の革命』といわれる大規模な食料革命により人口が飛躍的に上昇。
新天暦1050年
人口爆発による土地不足により『宣戦皇』が『妖精共和国』に宣戦布告。
これにより『10年戦争』が勃発する。
新天暦1059年
フェアリーが居住していない等による妖精不足に起因する、
『魔法少女』の絶対的な不足により『神天帝国』は事実上敗戦。
新天暦1060年
『宣戦皇』が弟である『議長皇』により暗殺される。
『神天帝国』が講和し、『妖精共和国』との間で曖昧だった国境線がアルピネ山脈を境に確立される。
敗戦の賠償として『セントラルオーシャン』は『妖精共和国』の所有となり、
『10年戦争』は終結する。
敗戦による教訓から『議長皇』が『議会』を設立、
以降『神天帝国』は議会君主制へと移行する。
新天暦1600年
『革命皇』が『魔導石』を動力とした『魔導機関』の開発に成功。
これを利用した『産業革命』により『神天帝国』は大きく発展する。
新天暦1625年
『神天帝国』、『魔導機関』を利用したアルピネ山脈開墾に成功。
長年の悩みであった土地問題を解決させる。
新天暦1650年
『セントラルオーシャン』の所有を巡り『海洋戦争』が勃発。
『魔導機関』を利用した『フリゲート』により『神天帝国』は緒戦を有利に運ぶ。
新天暦1652年
『フリゲート』でも『魔法少女』の数の絶対的不利は覆せず『海洋戦争』は膠着状態に。
新天暦1653年
『妖精』が『魔導機関』を解析したことにより、妖精による『魔法の石』の加工技能が向上。
また、これにより『妖精共和国』も『魔導機関』が制作できるようになった。
『魔法の杖』への反映にラグがあることを見こした『先見皇』が、
『領土の現状維持』を条件に講和を提案。
それが受諾されたことにより『海洋戦争』終結。
新天暦1660年
『魔法の杖』の性能が飛躍的に向上。『マギアロア』から『魔導石』を採掘できるようになる。
新天暦1670年
『魔導機関』の性能向上により『妖精共和国』よりも10年遅れる形になるが、
『神天皇国』も『マギアロア』から『魔導石』を採掘できるようになる。
終戦直後だったため、両国とも大きなトラブルは起こさなかった。
新天暦1700年
『神天帝国』が『魔導機関』を利用した『魔導兵器』の作成に成功。
これにより『神聖皇国』側も『魔法少女』を
安定して生み出すことができるようになる。
しかし『妖精共和国』側もそれに対抗し『魔法の杖』の純度を強化、
結果的として戦争には至らなかった。
新天暦1900年
『採掘皇』が『マギアロア』の採掘事業を本格化させる。
新天暦1914年
『採掘皇』が『妖精共和国』側の炭鉱に入ったさいトラブルを起こし殺害される。
『神天皇国』が報復として『妖精共和国』に宣戦布告。
『第一次魔導大戦』が勃発する。
新天暦1915年
開墾された『アルピネ山脈』内部で戦線が膠着。そこが塹壕のようだと比喩されたことから、
『アルピネ山脈』での戦いは『塹壕戦』と呼ばれる。
新天暦1916年
『神天皇国』が『魔神』の開発に成功。
新天暦1917年
『魔神』が大きな戦果を挙げ、『セントラルオーシャン』を『神天皇国』が完全に掌握。
しかしその巨大さ故に『塹壕戦』には投入できず、
『妖精共和国』は必死の攻勢で『アルピネ山脈』を掌握する。
新天暦1918年
『マギアロア』の管理権を『神天皇国』が得る形となる『アルピネ条約』により『第一次魔導大戦』終戦。
新天暦1939年
『魔族』が突如として『マギアロア』に進出。
それを見た先代の『妖精の女王』が『魔族』の撃退のため『魔法少女』を『マギアロア』に派遣する。
『神皇帝国』はその行為を『アルピネ条約違反』とし、『妖精共和国』へ宣戦布告。
『第二次魔導大戦』が勃発する。
新天暦1940年
『地底帝国』が『セントラルオーシャン』で別名『要塞島』と呼ばれる、
『ベリュー島』を大規模転移魔法によって占拠。
以後『ベリュー島』は『セントラルオーシャン』における『地底帝国』の拠点となる。
『グリモアベース』と『この世界』が繋がる。
猟兵が『この世界』を『魔法戦記マギアロア』と命名する。
しかしこの世界は『オブリビオン』が存在しないため、
別の法則で動いている文字通りの『異世界』ではないかと推定されている。